【単体考察7】耐久調整アローラキュウコンが超強い!【ポケモン育成論】
こんにちは。しおです。
昨日はS10の構築記事を投稿しましたが、皆さんご覧になりましたでしょうか?
その構築の中で使用した型がかなり強く、単体考察の記事として残す価値があると考えたため、今回はその型をもっと詳しく解説していきたいと思います!
また、一時期使っていた型も紹介したいと思います!
ひかりのねんど型ときあいのタスキ型の比較
の代表的な持ち物として、(ひかりのねんど)と(きあいのタスキ)がありますね。まずはそれぞれの優位点をまとめておきましょう。
型のメリット
- 壁ターンが長い
- 他のポケモンにを持たせられる
型のメリット
- 確実な行動保証がある
- 耐久がいらないので、CSに振り切ることができる
は、1回でも動ければオーロラベールを張るという大きな仕事ができるので、「行動保証」が非常に重要です。
この「行動保証」は、
- 相手よりも先に行動する
- 上を取られる相手の攻撃を耐える
のどちらかの条件を満たすことで得られます。型は、後者を満たすことで「行動保証」を得ているというわけですね。
しかし、は素早さ109族と非常に高いため、前者の条件を満たすのも容易です。ポケモンHOMEのランキングによれば、現環境でより速いのは使用率16位のが最もメジャーという状況です。なお、はタイプ一致での弱点を突いてくるため、一般的にを持っていなければはワンパンされてしまいます。
そこで、の高い特防種族値を活かして耐久に振ることで、あまりSを削らずともからの最高打点であるヘドロウェーブ耐えを満たす型を考案しました。これにより、型にかなり安定した「行動保証」を持たせることができたというわけです。
アローラキュウコンの調整
型アローラキュウコン
持ち物:ひかりのねんど
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:212-0-4-4-92-196
実数値:175-x-96-102-132-169
技構成:こごえるかぜ・オーロラベール・ぜったいれいど・ムーンフォース
調整意図
H:16n-1
S:最速100族抜き抜き
D:C182のヘドロウェーブを最高乱数切り耐え
素早さ100族抜きという素早さを満たしながら、の攻撃を耐える耐久ラインを確保する調整を施した。素早さを落として抜かれてしまうメジャーポケモンは、現環境ではくらいしかいなかったが、元々同速勝負なので切って問題ないだろう。
また、は自主退場技がないため壁を張った後に起点にされやすいが、それをカバーできる起点回避技として凍える風と絶対零度を採用した。速くて硬いポケモンの一撃必殺は、試行回数が稼げるので非常に強い。一撃必殺により相手のダイマを誘発することもできる。
ここまで良いことばかり述べたが、この型にもデメリットがあるのでまとめておく。
-
などの持ちにワンパンされる恐れがある
- Cを削っているため、ムーンフォースでが落とせない
これらのデメリットがあるため、実際の対戦では選出段階で相手のを見極めること、の水流連打に耐性があるポケモンを裏に置くことが重要になる。
型アローラキュウコン
持ち物:きあいのタスキ
特性:ゆきふらし
性格:おくびょう
努力値:0-0-44-212-0-252
実数値:148-x-101-128-120-177
技構成:こごえるかぜ・オーロラベール・ふぶき・ムーンフォース
調整意図
B:A200の水流連打を最高乱数切り耐え
S:最速
C:余り(無振りをムーンフォース+霰ダメージで確定)
持ちだが、の水流連打を確実に耐えられるように耐久調整を施した。少し振るだけで乱数幅が大きく変わるので、型の場合でもこの耐久ラインは確保すべきだと思う。
また、相手のSを下げて壁を張る動きが非常に強いので、凍える風の採用を推奨する。相手のSを下げ、裏のダイジェットの起点にする動きはシンプルに強い。
型も強かったが、型と比べると
- 壁ターンが短い
- 他のポケモンにを持たせられない
という2点のデメリットがあるので、どちらの型も一長一短だろう。
以上になります。現環境はが今までで最も輝ける環境なのではないかと思うくらい通りが良いので、皆さんも是非今のうちに使ってみてはいかがでしょうか?
それではここまで読んでくださりありがとうございました!
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