【ポケモン剣盾S9シングル】スカーフエアスラ運ゲスタン【最終11位、レート2135】
こんにちは。しおです。
シーズン9お疲れ様でした!
今シーズンはなんと、最終レート2135、最終順位11位を取ることができました!!!
パーティ紹介
S9で使ったパーティはこちらです。
構築経緯
キッスに上から行動されてボコボコにされる試合が多すぎたので、スカーフキッスで上からエアスラ運ゲーすれば上振れも引けるだろうという考えの元、構築の軸に決定した。スカーフエアスラはDMでケアできるため、相手に先にDMを切らせた時の切り返しとして非常に強いあくびカバルドン+アッキミミッキュor珠エースバーンの並びを裏に添えた基本選出が決まった。
続いてここまでの基本選出で重めなヒトム入りに一貫を取りやすいタスキ水ウーラオスを採用し、最後に重いギャラドス入りに比較的強く出れるポリ2を採用して構築が完成した。
想定していた通り、スカーフキッスは相手のDM強要力が非常に強かったため、アッキミミッキュや珠エスバの後発DMから勝てる試合が非常に多かった。
個別紹介
エースバーン
持ち物:いのちのたま
特性:リベロ
性格:いじっぱり
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:155-184-95-x-96-171
技構成:とびはねる・とびひざげり・アイアンヘッド・しねんのずつき
調整意図
AS火力特化、DL調整端数D振り
今期開発した天才的エースバーン。
火炎ボールを切ったが、ジバコイル入りはそもそも構築単位でキョダイカキュウをケアしてること、ミミッキュは基本ダイマを合わせてくることから、キョダイカキュウがあれば勝てた場面より、この技範囲のおかげで勝てた場面の方が圧倒的に多かった。
思念があることで、ドヒドイデ入りの受けループにイージーウィンが狙える。バンギやハピナスとの対面を作ってダイサイコを押せばだいたい勝てる。また、ロトムやパッチラゴンにDM中でも高打点を叩き出せる点が非常に強かった。
アイアンヘッドは環境に多いキッスに非常に強いため採用したが、一貫する場面が多かったこと、唯一の命中安定技であることから重宝した。
この技構成にしてから非常に選出しやすくなったので、本当に良かったと思う。
基本的には初手では出さず、カバルドンで場を整えてから展開した。制圧力は圧倒的に高く、やはり最強ポケモンで間違いない。
ミミッキュ
持ち物:アッキのみ
特性:ばけのかわ
性格:ようき
努力値:164-204-60-0-4-76
実数値:151-136-108-x-126-138
調整意図
H→8n-1(皮ダメ最小)
A→余り
B→DM中の皮ダメとB+1でのエスバの珠アイヘ高乱数耐え
S→準速ゴリランダー抜き
速くて硬いアッキミミッキュ。
アッキミミッキュミラーで絶対に負けたくなかったので、火力を削ってSをかなり伸ばした。
基本的にラス1の詰めとして使う。DMが非常に強く、キッスカバと同時選出の時はだいたいこのポケモンにDMを切っていた。カバルドンのあくびで眠らせて皮を盾に2回以上剣舞を積んでタテる展開が強い。
DMを切ればエースバーンともある程度打ち合えるスペックがあり、かなり信頼度が高かった。
連撃ウーラオス
持ち物:きあいのタスキ
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:175-200-121-x-80-149
技構成:すいりゅうれんだ・インファイト・かみなりパンチ・アクアジェット
調整意図
AS火力特化
対面性能が高いフルアタ構成の水ウーラオス。
カウンターはケアしてくる相手には非常に弱く、相手依存のハイリスクハイリターンな技であるため採用を見送った。また、構築単位でギャラドスが重いので雷Pを採用した。
このポケモンは、トゲキッスが苦手とするヒートロトム入りの構築に通りやすいのが優秀だった。取り巻きのナットレイやギャラドスなどにも打点があるので、数々のイージーウィンを生み出してくれた。
選出率こそあまり高くないが、出した試合は活躍した。
カバルドン
持ち物:たべのこし
特性:すなおこし
性格:しんちょう
努力値:252-4-0-0-252-0
実数値:215-133-135-x-136-67 (B個体値25)
技構成:じしん・あくび・ステルスロック・ふきとばし
調整意図
HD特化、DL調整
DL調整を施した起点作りカバルドン。
HD特化にすることで、物理も特殊も大体なんでも耐えるため、確実に仕事ができる。また持ち物のたべのこしは、あくび連打でHP管理ができる点が非常に強かった。
ウオノラゴンやゴリランダーへの安定した引き先がいないため、基本的には裏から出して相手のDMエースにあくびを入れる仕事がメインだった。ほとんどの試合で選出して活躍してくれた。
トゲキッス
持ち物:こだわりスカーフ
特性:てんのめぐみ
性格:まじめ (おくびょうミント使用)
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:161-x-115-172-135-145
技構成:エアスラッシュ・マジカルシャイン・だいもんじ・トリック
調整意図
最速CS
6割怯みが強すぎるスカーフキッス。
スカーフキッスの対策としては、以下の3通りが考えられる。
① DMを切って怯みを回避する。
② ジバコイルやロトムなどエアスラが入らないポケモンで受ける。
③ キッスより速いスカーフ持ちで上から殴る。
これらの対策のうち、①をされることが最も多かったので、そこを利用して先述のカバルドン+DMエースで切り返していった。
②の対策は、上からエアスラを押し付けることができるので、怯ませまくって削ってダイフェアリーやダイバーンで飛ばすことができてしまう。運次第ではあるが、何度も上振れを引いて崩してしまった。
③の対策は、そもそもキッスより速いスカーフ持ちがエースバーン、水ウーラオス、ロトムくらいしかいなかったのでほとんどされなかった。
運の上振れさえ引いてしまえば誰でも上位に行ける最強ポケモン。
ポリゴン2
持ち物:しんかのきせき
特性:アナライズ
性格:ひかえめ
努力値:244-0-4-204-4-52
実数値:191-x-111-166-116-87
技構成:トライアタック・れいとうビーム・みがわり・じこさいせい
調整意図
H→16n-1
C→余り
S→ミラー意識
ちょっと変わった型のポリ2を採用した。
特性をアナライズにしてCを高めることで、DM適性がかなり上がるとともにトラアタでかけられる負荷が非常に大きくなる。
攻撃技は、ポリ2ミラーで勝てる可能性が上がる冷B、安定して高打点が出せるトラアタを採用した。放電が欲しい場面はあまりなかったので、この技構成がベストだと思う。
また、Sをここまで伸ばして身代わりを入れることで、運には依存するもののポリ2ミラーで優位に立つことができる。身代わりを盾に追加効果を防ぎながら冷Bを連打して凍らせ、トラアタ連打で突破するチンパンプレイを幾度となく決めた。
基本選出
キッス+カバ+後発DM
トゲキッス +カバルドン+ミミッキュorエースバーンorポリゴン2
基本はこれ。初手のキッスで相手のDMを強要し、カバルドンで切り返してDMエースで全抜きを狙う。
キッスにDMを切る選択肢が取りやすくなるので、裏にミミッキュを置くのが1番おすすめ。
ステロ+エスバ+詰め
カバルドン+エースバーン+ミミッキュorウーラオスorトゲキッス
ステロを撒ければエスバで制圧できそうな場合、この選出をする。初手のカバルドンで起点作成し、エスバで制圧し、対面性能の高いラス1で詰まる。
ここに載せた選出はあくまでも一例に過ぎず、対面性能の高い6体で固めているためどのような選出も可能であり、経験則から多様な選出を行ってきた。
結果
最終順位・レートはこちら。
TNしお:11位 106勝45敗 レート2135
最終11位は自分にとって快挙であり、非常に嬉しかった。これほどの高レート帯で最終日戦えたのは初めてであり、良い経験になったと思う。レート2100を目標としていたので、正直言って出来すぎた成績だった。
このような結果を収めたからには、来シーズン以降は目標を最終1桁に設定し、更なる高みを目指していきたい。
以上になります。ここまで読んでくださりありがとうございました!
前期使用構築:ポリ2は進化させて使おう!