【単体考察3】タスキラビフット、実は強い【ポケモン育成論】
こんにちは、しおです。
今回は、エースバーンが使えないシリーズ6のルールでラビフットが意外とやれるんじゃないかと思ったので、考察してみたいと思います!
ラビフットとエースバーンの違い
種族値
ラビフット:65-86-60-55-60-94
エースバーン:80-116-75-65-75-119
進化前なので当然だが、全ての数値で負けている。
しかし、特性リベロに加えてAもSもそれなりに高いので、可能性を感じさせてくれる。
技
エースバーンが覚えてラビフットが覚えない有用そうな技は以下。
エースバーンとCが10しか違わないため、特殊型ならいけそうに見えなくもないが、正直言って破壊光線がないのは厳しいと思う。両刀も数値が足りないので無理。
逆に物理技は、フレドラ・膝・不意打ち・飛び跳ねるあたりはしっかり覚えるので、エースバーンにもそこまで劣っていない。
持ち物の検討
しんかのきせき
進化前という条件を活かせるこの道具は、まず持たせたくなるだろう。
無振り輝石ラビフットの耐久指数:16800
無振りエースバーンの耐久指数14725
このように、輝石を持たせることでエースバーンより微妙に高いくらいの耐久値を確保できる。しかし、持ち物が固定される上、火力は珠エースバーンの0.63倍しか出ない。また、今シーズンはパッチラゴンやアシレーヌが多いので、このポケモンにダイマックスさせるのは通りが悪く、もったいないと思う。
いのちのたま
ダイマックス型なら恐らく珠が1番強いだろう。
とはいえエースバーンの完全劣化であり、ダイマックスしても弱点を突かれたら即死するくらいの紙耐久だ。また、環境に多いパッチラゴンやアシレーヌ、ウーラオスに対面で不利なため、動きづらいと思う。
きあいのタスキ
タスキ型ならエースバーンにも劣らぬポテンシャルを発揮できると考えている。
強いと考える1番の要因は、カウンターを覚えることである。カウンター+A特化不意打ちでDMパッチラゴンを落とせるので、相手依存にはなるが対面でパッチラゴンに有利を取ることができる。
また、このラビフットというポケモン、意外なことにダストシュートを覚えるのだ。H振りアシレーヌくらいならワンパンできるので、アシレーヌにも有利を取れる。
さらに、先制技の不意打ちもあるので、多くの相手に対面で打ち勝つことができる。
このような強みを踏まえ、以降の考察は持ち物タスキ前提で行う。
技構成・努力値
とびひざげり・ダストシュート・ふいうち・カウンター
正直これで完結されてると思う。
とびひざげり:高威力広範囲のメインウェポン
ダストシュート:膝と不意打ちの通らないフェアリーへの高火力打点
ふいうち:タスキと相性の良い高火力先制技
カウンター:タスキカウンターは強い
また、準速でも最速パッチラゴン+7もあり、最速で抜きたい相手も特に思い浮かばないので、努力値はいじっぱりASぶっぱで良い。
使用率上位から対面させてみた
VSパッチラゴン:タスキカウンターで勝てる、DMされてもカウンター+不意打ちで勝ち
VSアシレーヌ:HBでなければダスト当てれば落とせるしHBでも2回殴れるので勝ち
VS水ウーラオス:水流連打で負け
VSリザードン:DMされなければダスト+不意打ちで勝ち、DMされても2ターン稼げる
VS悪ウーラオス:膝で確1だが、タスキ同士なら上を取られるので負け
VSナットレイ:相手の行動次第、さすがに引いてくれる気がするが、突っ張られるときつい
VSドサイドン:膝で基本確2取れるのでDMされなければ勝ち、弱保でダイロックされるときつい
VSサザンドラ:膝で確1、蜻蛉からギルガルドがめんどいのでサザンガルドには出さないほうが良さげ
VSヒートロトム:型次第すぎてわからない、膝が結構入るからたぶん有利
VSカビゴン:HBフィラでも膝確2なので勝てる、あくびとか守るあるとめんどい
とりあえず10位までとの対面について考えてみたが、勝てそうな相手も多かった。
ダイマックスを切られるとさすがに厳しいが、ラビフットごときにダイマ切らせてタスキを盾に2ターン稼げてる時点で勝ち展開になりそうな気もする。
結論
ラビフットは意外と強いかもしれない!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
まだ考察しただけなので、実際に使ってみて今度使用感を書きたいと思います!
S8使用構築のエースバーンと似たような動きができそうなので、これをアレンジして構築組んでみます。
また、次回記事でこのラビフットと相性の良さそうな並びを考えたため、ぜひそちらもご覧ください!
前回記事:ポケモンカフェに行った話
次回記事:ラビフットを軸にした選出について考える